【危険地域】チェルノブイリ立ち入り禁止地区にいってきた。現地編その①4号機〜死の街プリピャチ
前回の準備編はこちらから→http://satoru-tabi.hatenablog.com/entry/2017/08/15/203139
↓チェルノブイリを動画で見たい方はこちら↓
中島兄弟youtube（現在準備中）
ピックアップしてくれたバスに乗り込むと説明をうける。お姉さんの英語が流暢過ぎて全然わからない。
俺はしったか顔でふんふん聞いてたが全然わからない。もう30歳だしこういうのカッコ悪いからやめないとな。。笑
▼公式サイトから拝借したガイドさんの写真。僕らの担当は右から二番目のお姉さんだった。
真剣に聞き取ろうとしてたら頷いてしまうのは日本人の癖なんですかね。。
多分到着までの時間とか注意事項とか言ってるみたい。かろうじで大事な部分だけは身振り手振りで丁寧に言ってくれてたので聞き取れた。
①チェルノブイリに入ったら絶対に地面に座りこまないこと。（恐らく被曝が危険）
②はぐれたら危険なので自由な行動はしないこと。
〜
20分ほど車を走らせたらガソリンスタンドへ。どうやら朝ごはんもここで済ますようだ。
兄貴は朝イチから腹が減ってたらしく、ハンバーガーセットをがっつり食べてた。マジか。。と思いながら横で俺はポテトをぱくぱく。
出発時間になり暑い車内のミニバンでチェルノブイリに向かう。今日はかなりの猛暑でとくかく暑い。暑い。そして長袖長ズボン。。頼むからもっとクーラーを効かせてくれ。。
…とか思いながら朝も早かったため爆睡。気付けば車が停車しお姉さんがアナウンスをしている。
寝ぼけながら荷物をもって車外へ。……あっっつい。死ぬ。太陽光線がじりじりと照って俺らを焦がしにかかってきてる。本気やであいつら。あんま知らんけどフレアとかその辺のやつら。
どうやらここは一般観光客が勝手に入らないための検問所のようだ。ツアー観光客が多くてかなりびっくりした。
チェルノブイリグッズとか売ってる売店もあるし。陽気に話しながらチェルノブイリ帽子買ってる西洋人おるし。いちゃついてるカップルおるし。こんなメジャーな感じかいな。思ってたんとちょっと違う。
（これから行く現地はなかなかのインパクトなのでご安心ください）
負の遺産を観光地にしてお金を稼ぐ姿勢は、人って逞しいな、と思った。マイナスをプラスに変えるパワーは大事ですね。
…
…
…
…
…
待ち時間が長い！確実に長い…！（一時間くらい経過）
せっかくさっきまで良いこと思ってたのに、悟りキャラになってたのに、長くて死にそう。
炎天下の下どれだけ待たされるんだろう。。とにかく人が多くて時間がかかっている。軽く30分は直射日光の下で焼かれ続けている。
そして他のツアーグループがどんどん俺らを抜かしていく。どういうシステムこれ。日本みたいにきっちり並んでないし。どういうシステムか教えてくれ誰か。
先が見えないストレスと暑さと疲れで頭がクラクラしてくる。「いやだ！！もう嫌や！もう限界！」
…っていう次男らしい泣き言をいう直前にガイドのお姉さんが前の方で呼んでくれてる！
みんな、おいでー！って。いやー！の「い」だけ出てたけどギリ助かった。
グループの代表者が1人並んでるシステムだったのね。さっそくお姉さんの元へ向かう。
日本と違って湿気が少ないからか、検問所の近くは日陰になっててかなり涼しい。
ここでパスポートのチェックを受けて更に先へ。また車へ乗り込み現地へ。
出発して間も無くモニターに映像が。白黒のチェルノブイリのビデオが悲しい音楽と共に流れる。
真剣に見てたつもりだったがさっきの直射日光にやられて、気付けばまた爆睡。
最初のチェックポイント。どうやら「チェルノブイリ」って書いてるらしい。カップルが自撮りとかしてる…。思ってた厳かな雰囲気が…。
その後、事故当時からあったモニュメントや失われた集落の名前が書いた看板を見学。
たくさんの集落が無くなってしまったんですね。。
ここからどんどんシリアス度が増してきます。
みなさん、心の準備を。
…とその前に昼食タイム。
思っていたより早い昼食。PM12:00
朝にハンバーガーセットをがっつり食べた兄貴は想定外の早さに「うそやんまじかもう昼メシなん」をロボのように連呼してました。
お昼ご飯が思ってたより美味しい。スープ、パン、サラダ、チキン、ポテト。全部素朴な味だけどかなり美味。
ツアーが一緒のアメリカ人、オランダ人と楽しく会話しながら食事。やはりチェルノブイリは有名なだけあって、色んな国の人たちが集まってるみたい。
兄貴はそんなにお腹減ってない。。とか言いつつも全部平らげてました。グループの最後の1人になっても粘り強く食べ続けてた。給食を休み時間まで食べてた居残り組みのように。
みんなで分けるサラダも全部食ってた。恐るべし、兄貴の食欲。彼の一言は「次いつ食えるからわからんから。」世紀末か。
さて、ふざけた内容の文章が多くなってすみません。それほど和やかな雰囲気でした。ここまでは…。
さらに車に乗り込んで奥地へ。
！！！
事故が発生した4号機が見えてきました。
鉄のコンクリートで覆われています。
事故発生直後、大規模なバイオハザードを未然に防ぐために中で働いていた作業員の人たちは生きたまま閉じ込められたそう…。
4号機の目の前で降りるとのアナウンス。
えっ！被曝とか大丈夫なの…？
完全防備で恐る恐る外へ。
『ピーピーピーピーピーピー！！！』
俺たちの持っているガイガーカウンターがけたたましい音を鳴らしている。どうやら放射線量が高まっているらしい。
外人さんとか半袖短パンの人やタンクトップの人もいる。。どういう感覚なのか。
↓その時の様子はYouTubeでご覧下さい。
（現在準備中）
その後、廃墟となった街プリペットタウンへ。
現在と過去の違いが衝撃的。
コンクリートの上にたくましく覆い茂る植物。人間の文明が終わった世界はこんな風になるのかな。
漫画や映画の世界のようであまり現実味がわかない。確かにここに立ってるのに。
何かの複合施設の中へ。スポーツセンターなショッピングセンターだと思う。
映画館？もしくは劇場かな。瓦礫の山。
何かの部屋。今では何に使用してた部屋かはわからない。
奥へと進む。ここは体育館だろう。
ここから観覧車が見える。誰もいない街にポツンとそびえる観覧車は悲しさを更に際立たせていた。
次回のブログでは遊園地や学校・スポーツセンターを巡ります。マンションの屋上からの景色は一生忘れられない光景となりました。
▼全国で旅好きが集まる交流会イベントやってます▼
✈️旅人ちゅう。
http://tabibitochu.com
仲間作りや情報収集などにどうぞ☆
全員旅好きの飲み会は予想以上に盛り上がっちゃいます🍻
旅好きとSNSで繋がって旅の最中に情報交換をするのがかなりオススメ。コスパの良いホテルや美味しいレストラン、穴場スポットなどたくさん教えてもらえます。
初海外の人や初心者の人も多く、先輩旅人に色々と教えてもらえるから、いざ旅に出る時にも安心。
※マルチ商法やネットワークビジネス（アムウェイやリゾネットなど）に所属してる方の参加はご遠慮下さい。
